
当図録を2冊以上お求めの方、合わせて他図録のご注文がある場合はこちらからご購入ください。
ヤマト運輸(対面受け取り)でのご配送となります。
1冊のみお求めの場合は、以下のURLからお願いします。
https://mynate.base.shop/items/99158252
■展覧会概要
2025年2月、横浜美術館はいよいよ全館オープンを迎えます。これを記念して、「横浜」をキーワードに、美術館のコレクションに立ち返る展覧会を開催します。
おなじみの名作に加え、各所から作品をお借りし、アーティストにも新作を依頼します。テーマは「多様性」。開港前に生きた人びと、女性、子ども、さまざまなルーツを持つ人びとなどに注目します。すると、よく知っているはずの作品にもびっくりするほどたくさんの発見があることがわかります。また、子どもがゆっくりと作品に向き合える「子どもの目でみるコーナー」もつくります。
■企画趣旨
本展では新しい船出となるこの機会に、当館コレクションの名作の数々を新たな視点で紹介します。加えて、横浜市歴史博物館、横浜開港資料館、横浜都市発展記念館、横浜市民ギャラリーなど、主に市内の施設が所蔵する、コレクションへのまなざしを豊かにしてくれる作品や資料も展示します。また、本展のためにアーティストに委嘱した新作をグランドギャラリーで披露します。
作品を読み解くための鍵は「横浜」、そしてリニューアル後の当館の活動理念の柱である「多様性」です。今回は「多様性」という観点のもと、横浜にまつわる作品の中でこれまであまり注目されることのなかった存在―開港以前の横浜に暮らした人びと、女性、子ども、さまざまなルーツを持つ人びとなど―にあらためて光をあてます。これにより、おなじみの作品や横浜の歴史にたくさんの新しい発見をもたらします。こうしてローカルの歴史を深掘りすると、世界の歴史もきっと違って見えてきます。
会場内には、子どもも一緒に楽しめる「子どもの目でみるコーナー」を設けます。また、当館の活動の柱のひとつである教育普及事業も開催します。
タイトルには、「3年ぶりに横浜美術館が帰ってきた」という意味と、「異なる時代にいろいろな地域からやってきて横浜に暮らした(あるいは現在暮らす)さまざまな人たちを、あらためて『おかえり』と言って迎え入れたい」という希望が込められています。
館長 蔵屋美香
https://yokohama.art.museum/exhibition/202502_welcome_back_yokohama/
■仕様
書名
おかえり、ヨコハマ公式カタログ
サイズ
A5サイズ(約206×159×26㎜)、288頁
価格
3,300円(税込)
横浜美術館 リニューアルオープン記念展 おかえり、ヨコハマ
2025年2月15日ㅤ初版発行
企画・監修
横浜美術館
編集
蔵屋美香・大塚真弓(横浜美術館) 網野奈央・三浦真紀(torch press)
執筆
蔵屋美香・内山淳子・大塚真弓・ 南島興・岡崎智美・片多祐子・ 中村尚明・八柳サエ(横浜美術館) 西村健(横浜開港資料館) 刈田均・橋口豊・五十嵐睦(横浜市歴史博物館)
デザイン
菊地敦己・秋元桜・北原美菜子
翻訳
イーデン・コーキル クリストファー・スティヴンズ
発行所
torch press
印刷・製本
株式会社八紘美術